雨の日

雨が二日も続いて、特に買い物の用事もないから
ずっと家にいる。やっぱり外出するのは心と体によいのだなと
思うくらい、気分がよろしくない。
一応とっておいたお笑いのビデオ見たりするのだけど
いまいち。
おもいきってだっこして図書館に行こうかと思ったら
ラジオでインフルエンザで学級閉鎖続出、という
のをきいてそれもやめた。
5日まで植田正治の展覧会もやってるんだが、
今電車にのって美術館に行くのは病気をもらいに
行くようなものなのであきらめる。
ので、久しぶりに植田正治の写真集を眺めた。
家族をこのように撮ることができたら、
撮られた家族もシアワセだろう。


自分が写真を頻繁にとっていたころ、
廃虚とかが多くて、そのときはあえて、自ら選んで
暗い、さみしい感じの写真をとっていたのだろうと
思っていたが、
最近撮った写真を見てもやっぱり、なーんかものがなしい感じの
写真ができてくる。
困ったなあと思ってたら、
ラルフ・ユージン・ミートヤードという
廃虚にいる自分の子どもを撮る写真家がいることを知った。
この写真家はこれが自分にとって一番自然な家族写真である、
との解説がついていた。
なーるほど。

植田正治写真集:吹き抜ける風

植田正治写真集:吹き抜ける風