いつもごめんね〜

先日、娘と共に一月生まれ(そういえば皆一月前半だったな)
の子4人とお誕生会をした。
10日お兄さんだけすごく大きくて、あとは「どんぐりのせいくらべ」
だった。しゃべることとかできることにほとんど差はないんだが、
一個だけ、「歌をやたらと歌う」事に関して
私のムスメはややリードしていたようだ。
会話の中にキーワードが出てくると、そこから歌に入る。
ミュージカルかい。
やっぱり私がバンドマンだから?
って私、ドラム担当じゃんよ。
たぶん家で童謡のCDばっかり流して一緒に歌ってるからかな。
あと保育園でも歌をもらってくるので
(知らない歌を突然歌うし)
今通ってる保育園は歌を沢山うたっているんでしょう。


まだあかちゃんのころは、自分の子守唄の知らなさに愕然として、
思い出すつもりで私が聞いていた。
それ以外はラジオばっかりきいていたが、
今となってはラジカセの電源を入れると、
「童謡のCDを聞く」ものだと
ムスメが思ってるので、ほかのものが聞けない。
強行してオアシスとかかけると泣き出す。
それにやっぱり子育て空間にはロックミュージックが
似合わないのね。


最近夫が帰る前に寝かしつける日がちょっとあって、
そのときに「いつも遠い保育園に夕方まで通わせちゃって、
夜もあわただしくて申し訳ないなあ」
と思い、くるりの「BABY I LOVE YOU」
という歌の「いつもごめんね 今日もごめんね」
という部分を歌っていたら、それを覚えてしまった。
なのでムスメがはじめて言えた英語は
「BABY I LOVE YOU」でした。
別にこれは覚えなくていいのに、と思ったが、
もう「かあちゃんやって(母よ歌え、の意)」のレパートリーに加わっ
てしまったようだ。


それにしても、ソフトなラブソングは親子を歌ったものに
置き換え可能だと思う。
子供見てると恋愛の初期に似た感情がわいてくるしね。
「一緒に映画に行きたい」「一緒に絵を見に行きたい」
とか。要するにデートしたいってことじゃないか。


話変わって「女はコドモ産む機械」発言、
似たようなセクハラ発言聴く度に
絶望的な気分になるな。
どっか根っこでそう思ってる男が全然滅びてないってことだ。


今週のクルコフ:
私は目を開き、少し細めた。
鳥のさえずりが聞こえた。
今ほどではなく、あたかも過去からのように。
以前は鳥たちはお互いに鳴きあっていた。
いまや、お茶かビールで濡れて傷の入った76回転レコードのやかまし
い音となっていた。