先日用事があって娘ちゃんが実家に電話したら
母親が出たようで、娘は「おばあちゃん、おじいちゃんにかわって」と言ったら
母は「あ、Nちゃん、ちょっとまって」と言ったようだった。が。
それから全然誰も出ないので電話を変わったら父がなにか叫んでいるのがうっすら
聞こえたので、父の携帯にかけなおしたところ
「母さんが「小さな女の子が来てる」っていって外に出たから
呼んでたとこ」とのこと。
一瞬でいろいろなものが混ざるみたいだ。
でもNちゃんの声を聞いたらNちゃんだとわかるみたいだ。
Kくんのことはほとんど覚えていないようだが。


Kが生まれたときにうちに来たが、約3年経つと
子どもはどんどんいろいろできるようになり、
母はその逆の道を同じようなスピードで進む。
たまに聞く症状だけでもきついが、毎日接してる父さんは
そりゃ怒鳴りたくもなるだろう。
いつ、よその人の手を借りるか、どこか違う場所に連れていくか。
そろそろじゃないと耐えられないよ、と同じ境遇の友達は言うけど、
父さんぎりぎりの際際まで自分でなんとかしそうなんだな。
夫婦と親子は温度差あるなあ。
今年実家にかえったらどんな感じになるんかな。
こないだ父からのメールには
「母さんは毎日ばあちゃん(母の母)を探しまわって、自分は
小学生の女の子です」とあった。
そのあとにもらった手紙にはフクロウの子の写真があって、
「お宮にフクロウの子がいて、近づいても逃げなかったので
たくさん写真にとりました」とあった。
そこには母も写っていて、
写真だけ見ると元気そうだ。というか体はもう元気で、と父が言っていた。