ダマ・ス・サバーチカイ
NHKラジオロシア語講座のCDがどこの本屋にも、
紀伊国屋本店にもなくてようやくリブロで買えた。
CDないと勉強進まないんだが、
どうやら本屋はテキストとCDを
同数そろえているわけではないらしい。
今月の入門編は9月なので半期分のまとめで、
スピーチや新聞記事、詩があって最後にチェーホフの
「犬をつれた奥さん」の抜粋があった。
高校生の頃、文芸雑誌を読んでいたら
「私の好きな短編」という特集があり、複数の作家が
「犬を連れた奥さん」を挙げていた。
そんなによいのなら、と思って読んだが
当事はさっぱりわからなかった。
抜粋の文章はやはり四角四面の教科書の例文に比べると、
面白い(ような気がする。
ほんとに文章にちがいがあるのかどうか
判るほどの読解力はないし)
という話をロシア語会話の先生にしたところ
「チェーホフは作家ですから。言葉が上手いですよ」
と言った。がそのあと
「でも単なる愛、愛についての話。それだけ。」
とも言った。
へえ、愛だけのお話ってあんまり評価されないのかしら。