父、帰る

土曜日に雪の中ビデオ屋に行き、
ベネチア受賞のニュースの時から見たかった
父帰る」を見る。
ロシアの、どこかわからない、多分夏の風景は
とてもきれいで物悲しくて、早くまたロシアを旅したいなあと
思う。
しかし内容が暗いなあ。ロシア時代のロシア映画
とにかく重くて息苦しくて暗い。そして映像はとてもきれい。
エイゼンシュテインとかタルコフスキーから続く
映像の伝統みたいなものを感じる。


休日は三人で図書館に行き、絵本と絵本のガイドブックを借りた。
長新太の絵本がかわいい。
しかしムスメは本を棚から引き出してしまうので
片付けるのが大変だった。
ついつい親は本に見入ってしまって目を離しそうになっていけない。


雑誌コーナーで内田春菊が三回目の離婚をした記事を読む。
特殊な生き方だなあと思うけど、
一番の原因はやっぱり幼少期の虐待の経験で、
こういうことは一生陰を落とすんだな。


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