ろしや三題

ゴルビーが今年の秋からのヴィトンの広告に出る。
その写真が小さく新聞に載ってたが、
へー、ヴィトンがこういうこと始めましたか、と関心する。
ひと昔前のベネトンほどの破壊力はないにしても。
その他、カトリーヌドヌーブとか、正真正銘のセレブリティを
ファッション的アプローチではなく撮った写真で展開するとか。
ゴルバチョフって祖国ではお呼びでないけど、
ヨーロッパでの人気は相変わらずなんだな。
写真はベルリンの壁を、車の後部座席から
眺める、という構図なんだけど、
たしかに歴代ソ連〜ロシアの指導者でこういうの似合うのは
彼しかいない。
ポスター欲しいな。


光文社のカラマーゾフが売れてるらしい。
どのくらい売れてるかというとアマゾンの10位に入るくらいってんだから
それは売れ売れだ。
新潮文庫版でさえ面白いんだから、それがさらに平易になって、
人物紹介しおりつきとなれば、面白いに決ってるさ。
そういえば昔ペテルブルグのドストエフスキー博物館に行った時、
ドストエフスキーのブロマイドを買ったわ。
どこにしまいこんだんだか。


博物館といっても家を改装して、おばあちゃんたちが店番してるような
どちらかというと、資料館か記念館みたいなもんで
しかもモスクワとかペテルブルグに似たようなのが何件かあるらしい。
かなりいいかげんな感じだし、おばあちゃんたちは
そこにある本とかみやげものを売るのに必死で
なんだかなあ、という記憶がある。
それは多分トルストイ博物館であろうがチェーホフ記念館であろうが
同じじゃないかな。
しかもどこも不定期に休むし。
モスクワなんか行こうとした文学系博物館は皆閉まってたぜ。
露文好きの方は注意しましょう。
あと地球の歩き方に載ってた「文学博物館」ってのも
事前予約が必要で、普通の博物館みたいに勝手に見て回れるものではなく
学芸員のレクチャーを聞きながらじゃないとダメなんだ。
しかも学芸員はロシア語しか話せない。
気をつけろ!(ナガイヒデカズ風)


腰痛のために途絶えていたロシア語通信講座を
三週間振りに再開したら
背骨がきしんだ。。
そしてカンタンな単語が全然出てこなくて
相変わらず東先生の初級文法本から脱出できない。