昨日の続き

思った通り、麒麟がMー1決勝のこらなかったことに
納得行かない、という記事をあちこちで見る。
麒麟は大好きだけど、そういうこともあるさねえ。
しかしますおかファンでよかったわ。
フラットな気持ちで見れるもの。
「よしよしみんながんばりやー」みたいな。


さっき夫に
「昔君が選んだ映画ベスト10て、だいたいどんなのだっけ」
と聴いたら、
ゴッドファーザー
アンダーグラウンド
●2001年宇宙の旅
惑星ソラリス
●道
鉄道員(てつどういん、と読むイタリア映画の方。決して「ぽっぽや」
ではない)
あたりを挙げていた。
ほほう。
夫って、私が寝てしまう映画が好きなのよね。
タルコフスキーも全然寝ないし。
タルコフスキーなんてロシア語勉強しだしてから
ようやく寝ないで見る事ができるようになった。


私の行ってた学校は映画学科があったので
単位の数をそろえるために映画学科の他学科公開講座
かなり取ってた。
写真の講座を取ると写真を撮らないと話にならないが
映画の講座は映画見てればいいわけだから
らくちんだし、楽しかったし。
先生もいいひとがたくさんいた。
記録映画の授業を担当していた筈見有弘先生は
アメリカ娯楽映画が専門だから、変にスノッブなところがなくて
同じハスミでも重彦氏の方とは全然違う。
マイケルムーアもこの先生から教えてもらった。
別の講座の先生はアメリカンニューシネマと日本のポルノ映画と
日本の特撮映画を前期後期に分けてやってた。
この変に芸術を気負わないチョイスが嬉しいね。
先生たちも「今更映画芸術ゴダールとか青臭いこと
やってらんねえ」みたいなとこがあった(ような勝手な想像)。


筈見先生は残念ながらけっこう若くして亡くなられている。
たしか喉頭がんだったかな。新聞記事で知った。
当時すでに声帯がなくて、小さいマイクをのどぼとけあたりに
あてながら講義をしていた。
一度そのマイクの電池が切れかけて、声がどんどん低くなっていき
電池をとりかえたとたん、高い声になって大爆笑になったことがある。
レポートを研究室に出しに行った時なぜか名前をほめられた。
(私の名前と、旧姓の苗字はどちらも水に関わる名前なので
そこが気に入ったらしい)
それはさておき
アマゾンで検索したらかなり本出してるなー。
こんど図書館で借りようっと。
映画の思い出が尽きないなあ。
後日に続く。