正月

私の実家は神社なので、年越しのハードルすごく高い。
なので結婚してからそれがなくなった為、
逆に、あえて、正月らしいことをあんまりせずに過ごしてたのだが
今年はおせち料理をできる範囲でやってみようと、
家にある和食の本を総動員してそれっぽいものを作ってみた。
あと前から欲しかった昔ながらのアルマイト鍋の大きいのを買った。
向田邦子のドラマなんかに出てきそうな、金色(?)の両手鍋。
お煮しめが今までで一番うまく出来たんじゃないかしら。
煮物は大量につくるといい、と宇野千代の本にあったが
そのとおりだわねえ。


年末年始、お笑いウォッチャーは大変だわ。
まず「すべらない話」SP。
すべりはしてないけど、徳井と陣内はアウトじゃないかなあ。
特に徳井の「親父の誕生日」の話は
そのあとのゴリの親父の話に潰されたと思ったが。
MVSは矢野・兵藤の兵藤さん。
ますおか増田さんをはじめ、いろんな芸人さんから
尊敬されてる人だ。これで売れてほしいところ。


ますおかは年末にやってた「ついていったらこうなった」という、
キャッチや詐欺関係の番組でのプレセンが面白かった。
岡田さんのツッコミが冴えてた。
年明け、「爆笑ヒットパレード」はたまたまつけたら
ますおかの漫才の最期の方だった。ああくやしい。新ネタだったのにい。
ムスメの昼寝がちょうどレッドカーペットの時間だったので
これは堪能した。
TKOがいつも好評価でうれしいが、これにもますおか御出演。
確か第1回目のレッドカーペットでいまひとつのウケだったらしく、
それ以降のレッドカーペットには出てなかった。
漫才中心の彼らだと1分枠はむつかしいのかなと思ってたら、
やっぱり増田さんは勝ちに来たよ。
1分で流れるような展開、ベテランの余裕の漫才で
満点ゲット。さすがだ。どんだけ負けず嫌いなんだか。


お気に入りのコンビ「フルーツポンチ」は、
以前やった「アンダーグラウンドぶる男」。
このショートコントのタイトルは
サブカル好きぶる男」にしたらいいのに。
ツボに来たのが
「フランス映画は何好き?」
「いや〜、俺フランス映画あんま見ないな。。」
「ええ〜、やっぱ俺変わってんのかなあ〜」
と嬉しそうに言うムラカミ、最高に鬱陶しい。
そして「世界のナベアツ」、パーフェクト。


さすがにこれだけTV漬けだとばかになるので
年末に亀山郁夫の「ドストエフスキー・父殺しの文学」
を買っておいた。ちら見。
あと美容院で片山さつきみたいなパーマをかけられてる間に
ドストエフスキーの「貧しき人々」を読む。
カラマーゾフの5巻はほとんどが解説なので
それを読んだらドストエフスキーをいろいろと読みたくなったので
家の本棚をひっくりかえして集めてみたのだが、
なぜか下巻ばっかり出てくるのはどういうことか。