かいぶつになっちゃった

前に住んでた区の図書館で探してみつからなかった
「かいぶつになっちゃった」という本、引っ越した先で見つかった。
今日それをとりに行ったら、ページがとれていた。
とれかかってたのではなく完全にはずれている。
これは持ち帰る時や、ムスメが触ったりしているうちに
なくなったりさらにやぶれたりしたらいけないので
「ここのページがとれてるので治してください」
と言ったら
「今回はこのままで読んでいただいて、返却後にこちらで修正します」
と言われた。
いやいや、壊れたものを渡されても。
「このままの状態だと読めないでしょう?待ちますからそちらで修理してください」
つったらようやくわかってくれたようだが、
カウンターに座ってた人は何も言わず、そのひとの後ろに立っていた人が
全部対応していた。
前に住んでたとこの図書館では本がこわれたまま、という状態はなかったが、
こっちは壊れたままで平気に棚においてある。
チェックとかしないんだろうか。
今公立の図書館って、役所の職員じゃなくてNPOがやってるとこが
ほとんどなんだが、情熱のあるところとないところの差が激しい
気がするのは気のせいでしょうか。


待望の「かいぶつになっちゃった」は今は絶版らしい。
子どもの頃読んだ絵本で一番印象にのこっている、すごく変な本だったのが
忘れられなくて、ネットで探してみたら同じ思いを持ってる人が
たくさんいた。
久々に手にした「かいぶつになっちゃった」は
思ったより小さかった。
でも絵は昔の印象のままだ。絵は今見ても古臭くない。
欲しいなーこれ。


一緒に借りた「11匹のねこ」シリーズが面白かった。
11匹のねこは欲望のままなんだな。
魚を捕ったらがまんできずに骨ま食べるし
あほうどりを見たら「とりのまるやき」を想像し、
「木にのぼるな」とあれば登る。
すてきだとおもいます。