絵本は続く

ちょっと最近腹の立つことがあって、
忘れればいいんだけどひまだからスルメみたいに
かんでかんでかみくだいて味がなくなってもつい噛んでしまっている。
小さいわたくし。


それはいいとして、「おおきくなるの」が見つかった。
しかも2冊。もともと限定復刻版らしく、
アマゾンでもなかったのだが、町田のたいして大きくない本屋に
そっと置いてあった。即2冊買って、
ひとつは最近あかちゃんが生まれたムスメのお友達ちゃんに送った。
あんな名作なんで限定なんだ?
私は全国の、「おねえさんになった3歳くらいの女の子」に捧げるべきだと思うぞ。
ターゲットが狭いっ。


日曜にパズルを買いに行ったら、父さんが「11ぴきのねこ」シリーズの
「11ぴきのねことへんなねこ」「11ぴきのねこふくろのなか」
を購入。
しかし「へんなねこ」とはなんとストレートなタイトルなんでしょう。
「ももたろう」っていろんな人がいろんなバージョンで
出版してるのだが、
馬場のぼるの「ももたろう」を読んでいると、
このひとの人生観というか、そんなものが垣間見える。
めんどくさがりでアンチヒューマニズム。いいなあ。
よく病院に置いてあるマンガっぽい絵の童話って、
人は死なないし、みんな善人でつまらないね。
一時期はやったポリティカルコレクトってやつかしら。
11ぴきのねことへんなねこ [ 馬場のぼる ]