ライブレポ

15日、熱中症の夫を残して松竹ビッグマウンテンへ。
久々の新宿。

トップは安田大サーカス。やっぱりツカミはわかりやすく、
テレビによく出てる若手なのね。
今まで安大は滑舌がわるくてききとりづらくて、
つまらないという印象しかなかったが
普通の面白いしゃべくり漫才だった。
なんだ、普通できるじゃん


ベートーヴェン:広島ネタ。オードリーとちょっと似てる。
ツッコミがボケを無視したおす。その間にボケはギャグをやりたおすのだが、
動きがほんのり原西のかほり。


ヒカリゴケ:カレーを作るネタ。普通。


ダブルダッチ:ラジバンダリはツカミで一回だけ。
映画館でのクレーム処理ネタ。若手に見えて芸歴長いのね。面白かった。


オジンオズボーン:ボケを変えるネタ。
変化球の一種だけど、疲れないかなあ。
変化球も投げる芸人多いから、結局予想できちゃうんだけどね。
篠宮のばかっぷりはすごく好きだったけど。
高松は、なぜ今更あの髪型に??


ドラハッパ:マラソンでの給水ネタ。紙コップがじゃま。
チョップリン:イタ電ネタ。ううん。。
みょーちゃん:普通にショートコント。そりゃそうか。
「厳しい訓練にも強靱な精神力で耐える韓国の軍隊」
「敵につかまって拷問を受けるも、強靱な精神力で以下同文」
という「韓国の軍人シリーズ」。面白かった。

アメザリ:うまいーー。おもしろいーー。
昔とスタイルは変わらないけど冴え渡ってたわー。
柳原のツッコミは愛があり、平井には華がある。
それは岡田さんの100ワット電球の華ではなくて
ちょっとひねくれたところの華。
M1に出てた頃のがつがつさがなくなったのがいいのかなあ。
漫才アワード出たって言ってた。
今年こそー!

ますだおかだ:岡田はセコい、のニューバージョンネタ。
増田さんのボケって、
テレビではなんか古臭いとこがあると思ってたけど
ライブ向きだなあ。ずっと笑いっぱなし。
会場の笑いの量は一番多かったと思う。
最近はしゃべくり漫才はやりたがらない人多いけど、
これをやりつづける意志と技術と才能がすごい。
設定漫才よりは全然好き。
岡田さんの時々入る寒さも、素の必死な感じも、
「俺のギャグは俺のタイミングで言わせて!」も
何のことはないのに笑わせてくれる。
これは増田さんがどんなに努力しても到達できない才能なのか。


DA-DA:立てこもり犯人を説得する刑事ネタ。
設定はベタだけど、細かい所が好きだった。
意味なくズボン取り替える所とか。


TKO:トリ。
もーめっちゃ面白かった!
木下さんのかわいさ、あわれさ、妙な色気があわさってすてきだった。
あれ見れただけでも入場料倍でも文句ない。
キングオブコント絶対取ってほしい。

ネタ終了後は「アラフオートーク
左から木元、おかだ、ますだ、DA-DA、安田団長、ダブルダッチの小さい方、
柳原、平井、木下。
この中で一番年上が岡田さんの今年で40。年は上だけど芸歴はDA-DAやTKOより下なのね。
年下が団長の34。
「もうみんなおっさんですねえ」
「この年になるとねえ、楽屋がくっさい!」
「そんなことない、けっこうフルーティな香りしてる」(柳原)


「岡田さん今年40ですか?」
「金本、下柳と同世代や。金本、下柳、岡田や」
「岡田は監督や!」「岡田さんカラ振りばっかりやないですか」
「でも休まんで、毎回立ってるで。鉄人や」
「増田が毎回打席に立たせるから」

その後みんなの古い写真をネタにトーク
柳原が真面目で先輩芸人と遊ばない、という話になったとき、
「1コ上ってだけで先輩風ふかす先輩芸人が大嫌いやったんです。
「俺はTKOの舎弟や」とか言うて、ぜんっぜんおもんないくせに」
とカミングアウトしてたのに爆笑。
きもっさんから「柳、おまえ今すごくやなやつになってるで」
とたしなめられてた。
松竹芸人だけのトークってまずテレビではないから
嬉しかったなあ。
きもっさんの仕切りがすっごく丁寧。
ちょっと地方ネタとか古いネタになると、客席を向いて
「こういうのがあるんですよ、あったんですよ」と説明してくれる。


ラストの告知のとき、ヒカリゴケが大阪の番組の事を
「あんなクソ番組見ないで下さい」
と行ったところ、きもっさんにたしなめられてた。
きもっさん、ほんとに気遣いの人だなあ。
どのコンビか忘れたが、
「「**」に出ます。収録はけっこう前に終ったんですが
そのうちいつかオンエアされると思います」
と言ったところ、「それ俺らもあったけど、あれいつオンエアなるん?」
という話になり。アメザリも「あ、ウチもあったけどなあ」
となって、なんか悲しかったなあ。
下っ端はともかく、アメザリをお蔵入りって。。
あ、そういえば半分くらいのコンビが今更
モナ&二岡ネタを入れてた。かぶりすぎ。