前回のつづき

ひきつづき
「土間犬ものがたり」の感想、というか
そこからいろいろ考えた。
話が飛び飛びにはなるが。


細川たかみさんの「子どもの育つ舞台」を
以前頂いて読んだが、
「土間犬」の方がかなりスリリングな内容になっている。
「舞台」を読んだ時にわいた疑問に対する答えが
けっこう書かれていて
そこを大変面白く読みつつ、自分の家族のこと等を考えた。


私と夫は子育てに特に方針とかこれだけは、みたいなのは
がっちりあるわけではなく
その段階に応じて考えたり話し合ったりしている。
そういうときに、自分がどうだったか、と考えると
「まったくあの親(特に母親)は何考えてたんだ」
と思うことが8割、
「あれはうれしかったなー」が2割で
そのうれしかったのはほとんど父親だということに
なんだか愕然とする。
そこからこんな私ができて今こうなった、と思うと
まあそれはそれでいいかもしれないけど。

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昨日本屋に行き、ムスメにぬりえを買ったとき
夫が文庫コーナーでルソーのエミールを買おうか迷っていた。
私も「土間犬」を読んでちょっと読みたくなっていたので
二人とも考える事は同じだなあと思いつつ
結局図書カードを忘れたのと、
その前に保険の相談に行って「ちょっとうちは衝動買いとか
多いかも」と思ったところだったので
「エミール」はまた日をあらためて。


しかし私は「節約しなきゃ」と思うよりは
「もうすこし働く時間長くしなきゃ」と思うんである。
基本的にシンプルな生活なんでこれ以上節約のしようが
ない、というのもあるんだが
節約するのと30分働くのと、どっちが結果得なんでしょうねえ。
しかし今ほぼ定時で帰っているのがもどかしくてしょうがない。
覚えたい事はいっぱいあるし、あと1時間残業できたら
もっと仕事の上達早くなるのになあ。