母の日

母の日であった。
こないだのこどもの日にムスメと夫を家において(だって天気悪かったし)
母の日プレゼントを買いに行った。
義母は毎年すんなり決る。というのもあまり欲望を出さない人で
あとモノも沢山持つ方ではないので「これあったら喜びそうかな」と
推測しやすい。今年はグッチ祐三プロデュースのフライ返しと
花篭。

母は悩むのよなあ、毎回。
去年はイケアにあった北欧デザインのクッションカバーを
送ったら、「ああいうとんがったのは好みじゃないからお父さんが使ってる」
と言われたので、ひるむ。
エプロンは送ったことあるし、冗談が最近通じないからそういうグッズもだめだし、
服は腐る程持ってるはずだし。。。
百貨店に置いてあるような「母の日に!」なプレゼントってださいわりに高いのが
嫌なんだよな。やたら「和」な感じなのも。
店側の「母」のイメージが相変わらず「和服に割烹着」なんだもん。
で、ハンズをぶらぶらしてたら表紙の色がかっこいいスケッチブックがあったので
サイズ違いを3つ選んだ。
昔絵を習ってたけどここ十何年やってなかったのでどうかと。


そしたら朝電話があって「仕事もやめて文章教室もやめたら
ボケが進んできたから、絵でも行こうかと思ってたんで嬉しい」
とのことだった。ほっ。
こういうはまるプレゼントが贈れたときは嬉しいけど
来年からのハードルが上がるなあ。



「グラントリノ」を見る機会があった。
アメリカ人が、マイノリティな人種を助けようと暴力手段に出たばっかりに
報復を受け、暴力ではない手段で解決するという、
深く読まなくてもこないだの戦争に対する意図が読み取れる。
イーストウッドはさすが何十年もハリウッドにいただけあって、
見せ方やキャラクター設定が分かりやすい。
分かりやすいということに批判があるかもしれないが
わかりやすくてなにがいけないのか。
わかりやすくしたところに、イーストウッド
多くの見てもらいたいという切実な願いも感じる。
ミスティックリバー」のような見た後に重い気分になるものではないが
終った後、観客が葬式帰りのような雰囲気になってたのが
ちょっとおかしかった。


先週の「笑神降臨」はフットボールアワー
かなり期待して見たけど、、、ちょっと実験しすぎ?
後藤の歌は正直どーーーーでもよかった。
その時間にもうちょっとわらかす事できたんじゃないか?
それとも「ギター後藤」そのものを笑ってほしかった?
意図がわからんかったなあ。