あけました

年末に、松竹BIG MOUNTAIN
という、若手、やや中堅松竹芸人のライブに行ってきたので感想を。


だいなお:川柳の上の句下の句をボケとツッコミで言う。ネタも内容もボキャブラリーも古かった。
元気だけはあったけど。


チキチキジョニー:女の子のコンビ。普通に面白かった。ただ、「超新塾」と言われたツッコミの子、
別に背もそないに高いわけでもなし、極端にブサイクでもないから、普通におしゃれなカッコしたらいいのに。
女の子漫才は、海原やすよともこみたいに、ふつーのカッコでふつーにしゃべってるのが面白いのが一番の理想形だから
今からキャラ作らなくても。うまいし、面白いんだから。


ベートーヴェン:カラオケ合の手マンネタ:わりと好きなんだけどね。もうちょっと動きに(原西のような)キレがあればなー


ヒカリゴケ:パス。パス。パス!!!


ダブルダッチカラオケボックスのダメ店員ネタ:西井がうまいんだから、そんなに田中のハゲいじらなくとも。


オジンオズボーン:歌ツッコミネタ。古い。春やすこけいこか。


なすなかにし:中西が那須をかわいがりすぎるネタ。初めて生で観た。かっこいーね那須は。ネタは、これだとたしかにM1は残れまい。

ビーズマンスタンダード:ハンバーガー屋でのクレーマーネタ。構成がぐだぐだ。


安田大サーカス:不動産屋ヒロ。普通の漫才だなー、わー、ヒロがすごいしゃべってる、クロちゃん何のためにいるのん。

アメリカザリガニ:新しい漫才についてネタ。ここから急に面白くなった。腹から笑えた。
「いろんな若手があたらしい漫才をやってる」というネタから
「初対面。M1の決勝で初めて会う。それまではメールでネタあわせしてた」という設定からもう、よかったな。
間とか絶妙にうまくて。
んで、「急に素にもどってキレる」というのがちょこちょこはさんであるけど
「漫才は練習や、練習せえ、練習!!」と柳原が言ったのがしみたわ。
ヤナギ、練習好きそうだもんなあ。
やっぱり日頃どれだけネタのこと考えて真面目に練習して舞台出て、っていうのがねえ。
アメザリレベルまで行かないと、他の若手はM1決勝なんか行かれないよ。見たところ
アメザリとTKO以外で賞レースレベルの漫才やコントができるのがいなかったっていうのは
やばいんじゃないの


ますだおかだ:天才は偉大なるマンネリ。時事ネタに好き嫌いはあるかもしれないけど、やっぱり好きだなー。


TKO:ホテルの部屋に入れないオカマネタ。2008年見たときと同じ、かわいくて、面白くて、色気があって、せつないの。
完璧なんだけどねえ。しずるとかロッチとかが通ってなんで去年のキングオブコント出られなかったのかな。
木本さんの落ち着いた演技もよかった。きもっさん、安住アナにあこがれてる場合じゃないよ。


今年を振り返るトークでは木本さんが進行。若手も交じってたから、岡田目当ての私としてはちょっと残念だったな。