がっくし

父から電話があって、
「母さんが、子どもが生まれる前後に手伝いに行かなくていいかと言ってる」
というので丁寧にお断りした。
前回手伝いに来て大失敗したことをどうも忘れているらしい。
忘れたままいい思い出にしといて下さい、そして遠くから見守って下さいな、と思う。
私は思い出すだけで不眠と呼吸困難になるくらいトラウマになりましたけどね。
「今回は夫も育児休暇とるし大丈夫よ」と言ったら、父が驚く驚く。
「なんでだ、そんなことを夫にさせてるのか、おまえはなんと恐ろしいやつだ」
だってさ。
「男は外で黙って働いとけばいいじゃないか」「となりに姑さんもいるじゃないか」
とも。
でもうちのこと一番知ってる人が育児にかかわるのがわたしにとっても
都合がいいんだけど。これって自然な流れだと思うんだけど。
親とはいえどこに何の食器や食材があるかわからないようなひとに、わざわざてつだってもらうよりは
夫に休んでもらった方がいいじゃんなあ。
「彼も育児休暇とるの楽しみにしてるのよ」と言ったら
「三日とかそれくらいだろう?」と言われたので
「約一か月くらい」とこたえたら、またまたびっくりしてた。
ふうむ、だから父と敷地内同居してる兄夫婦は二人目を作らないのかしら。なんて邪推もする。
私の父は婿入りして性を変えてるような人だから、その辺理解あるのかなと思ってたが
なーんだただの古い親父だったのか。
斎藤学氏も「家族のきずなを深めるために父性の復権とかいうなら、保守の人が言ってる強い父、偉い父ではなく、子と遊ぶ父が必要」
みたいなこと書いてらしたな。


あまりにあきれたので文京区の区長さんが育児休暇をとった記事を印刷して
父の日のプレゼントと一緒に送って差し上げた。
そしたら昨日から厚生労働省でこのようなプロジェクトが。
利用できるもんはなんでも利用しよう。
↓(しかし上手なリンクの貼り方とか、バナーの貼り方とか全然わからんちん)
育てる男が、家族を変える。社会が動く。イクメンプロジェクト