プーシキン美術館展

saezuri19632013-09-14

明日あさって台風が来るらしいので予定を繰り上げてプーシキン美術館展に行った。
目玉はルソーの「霊感を与えるミューズ」。
娘Nちゃんは最近女性の伝記マンガにはまってて、エリザベス1世クララ・シューマンモンゴメリキュリー夫人
ジャンヌダルク、マリーアントワネット、マリー・ローランサンを読んだ。
ローランサンの伝記の中にルソーの描いたアポリネールローランサンをモデルにした「ミューズ」の写真があって、
「横浜で見れるよ」といったら食いついてきたのだが。
朝イチで行ったがすでに行列で、入ったらかなり混んでて人みてるんだか絵を見てるんだか。
バロックロココをかなりスルーしてルノワールあたりからややゆっくり見た。お目当ての「ミューズ」は
まあまあ空いていた。
じつは10年前にモスクワ旅行したときにプーシキン美術館には行っているのだが、何せガイドをつけなかった
サバイバル旅なので、マチスの金魚とルノワールシャガールの何か、くらいしか記憶にない。
それもエルミタージュと記憶が混ざってるかもしれないし。
だいたい、海外で美術館に入ると作品タイトルが日本語じゃないから知ってる絵じゃなきゃ
わからないんだよなー。それでも、おおこれは、と思って近づくとレンブラントとかの大御所なので
純粋に引き付けられる絵がわかって嬉しいのだが。
で、今回改めてゆっくり見ようと思っていたが、点数も少なかったから
プーシキン美術館気分」というのは味わえなかった。
でもルソーはもちろん、ピカソの青時代の絵やゴッホのきりきりした感じの肖像画
ローランサンの駆け出しの頃の絵はよかったし、
アングルの聖母像も神々しかった。
そのあとコスモワールドでギャラクシーに乗ってしまったので、Nちゃんの記憶は
ギャラクシーに上書きされてしまったようだ。